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交換留学でフランスに来て、早速スマホを失った

大学の交換留学でフランスに来ている。9月から約1年間、憧れのフランスでの生活。

今のところあまりその実感はないけれど、大学の行事ごとに参加して色んな人と交流をするなかで、少なくとも「外国で生活している」感が湧いてきている今日この頃。

 

穏やかな日々のなかでも事件はあるわけで。

到着3日目にスマホをすられた。

街中のマルシェで夢中になって商品を見ているなか、気がつくとお腹付近に提げてあったはずのスマホがなくなっていた。

首から紐で提げるタイプのストラップをつけており、紐部分をハサミで切られて持っていかれるかも、等の危機感はある程度持っていたけれど、綺麗にストラップ部分を取り外されて持っていかれた。

気がついたときには、首から紐だけをぶら下げている格好をしていた。本当に情けない。。

フランス人の友人と一緒にいるから、とすっかり現地人になったつもりだったのが一番良くなかったなぁと今になって思う。

 

私が持っていたのはiPhoneだったので、同行していた友人のiPhoneですぐ「探す」機能を使って位置情報を確認してみたけれど、犯人にスマホの電源を切られており行方が知れず。

もう戻ってこないんだな、とすぐに察した。

その後、友人に連れられて警察署まで行った。道中友人から、スリのことを英語では"Pickpocket"って言うことと、日本人は見た目から現地人とは違うので、まずターゲットにされるのだという学びを得た。

私がいくら現地人のような気になっていても、周りの人には所詮平和ボケした日本人にしか見えないし、何より相手はプロの犯罪者。一瞬の隙も与えてはいけないのだと痛感した。

ぶつかってくる人は怪しい、くらいに考えていたけれど、そもそもぶつかられもしなかったし、他人の手が私の身体に伸びてきていたというのも気が付かなかった。少々他人事のようだが、そのプロフェッショナルさに驚いた。

 

そんなこんなで警察署に着いたはいいものの。「明日は日本語の通訳がいるから。明日来な」と言われ、翌日行くと、「オンラインでの申請が必要だ」と言われ。結局盗難届を出せたのは事件から3日後。友人には本当によく助けてもらった。ありがとうございます。。

盗難届を出せたので、スマホ自体の補償と海外保険の申請をすることができ、一安心。

外国でスマホがないのはきついが、自業自得なのでしばし我慢。

 

まさかこんな急展開でフランスの経験を積むとは思ってもみなかったけれど、本当に勉強になった。これから気をつけて生活していきます。。